日本のSTEM教育の取り組みについて①

続いて日本のSTEM教育についての現状を紹介します。

日本のSTEM教育は海外のSTEM教育と比べると現状遅れているといっても仕方ありません。
しかしここ数年の間で日本のSTEM教育の現場も大きく変化しており、遅ればせながら取組も活発になっていきました。
では日本はSTEM教育にどのように取り組み始めたのか紹介していきます。

■日本国内でのSTEM教育の現状

先にも紹介した通り、日本のSTEM教育は海外と比較して大きく遅れています。
そこで2016年の4月に文部科学省が小学校でのプログラミング教育を必修化するという方針を発表しましたが、現状においてもやはり地域によってIT機器導入に大きな差があったり、地域やエリアによってはそもそもインターネットの環境が整備されていないという問題が起きており、日本全国の小学校全てでプログラミング教育がスタートするにはまだまだ時間がかかるでしょう このような状況においては日本のIT分野での世界との競争力が磨かれないのではという懸念する声も多く、早急な導入が求められています。

しかし、国家レベルでの浸透は遅れていますが、民間の教育関連企業などでは積極的にサービス展開が進められています。
子供向けのワークショップや親子で体験できる授業を計画したり、専門職の人が付き添いで教えるセミナーを開催したりなど早い段階からSTEM教育に触れる環境をつくっています。

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