STEM教育から派生した教育手法

日本でも注目度増しているSTEM教育ですが、実はまだまだ未完成というか改善の余地が多々ある教育手法です。そこでそこから派生した新たな教育手法がいくつも生まれており、それぞれの重要視している内容や課題解決の方法に違いがあります。
その中でも特に注目が集まっている教育手法が下記の4つになります。

1.STEAM教育(スティーム教育)

「STEAM教育(スティーム教育)」とはSTEM教育に芸術分野を示す「Art」を取り入れた教育手法になります。
つまり「、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)」の5つの単語の頭文字を組み合わせたものでありいずれくるであろうAIの時代において人間にしかない完成を重視した考えや課題解決の方法をうまく採り入れるという点で、STEAM教育が注目されています。

2.STREAM教育(ストリーム教育)

「STREAM教育」とはこれは先に紹介した「STEAM教育」にロボット工学の(Robotics)の「R」を追加した教育手法です。これからの時代ありとあらゆる分野でロボットの技術が必要とされることが推測されるため、ロボットの設計やロボットを使いこなす能力を養うことが必要であると考えられた教育手法です。
STREAM教育では早いうちからロボットのデザインや組み立てから動作させるまでの一連のプロセスを実践することで、問題の課題解決能力や倫理的な思考を身につけることが目的とされており、さらにロボット技術の開発者を養成することで、日本国内の技術向上に貢献する人材を拡充させる事も目指しています。

特にこれからの時代においてロボット技術に精通した人材というのが必要になることは推測できており、日本だけでなく様々な国で国家戦略としてSTREAM教育が推進されています。
特にアメリカではSTREAM教育が進んでおり、毎年ニューヨークで開催されている「ニューヨーク・トイフェア」というイベントでロボット工学を意識したおもちゃが発表されています。

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